感想

小説版『神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使』 有沢まみず(著)

神知るがノベライズ化されました。って5月20日発売なので相当古い出来事なんですけれども。 今更感想を書いても需要があるのだろうかと考えたりしましたが、まあそれでもいっかと開き直りました。 それでは、感想を書きます。 まず、本自体の紹介から。 原作…

『センゴク天正記』第6巻 宮下英樹(著)

長篠が終わり、信長の次なる狙いは本願寺。 一方、本願寺側は上杉、毛利、そして雑賀と同盟を結び、再び信長包囲網の形成を図った。 織田と反織田、戦いはますます苛烈なものに。 という巻です。 今巻では上杉陣営がとても目立ちます。謙信、どう見てもプー…

『エンバーミング ―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN』第3巻 和月伸宏(著)

続けて3巻の感想。 物語は倫敦に、ヒューリー・ビーベリー組とエルム・アシュヒト組が合流、ポーラルート究極の8体も登場とようやく舞台が整ってきました。 倫敦ではまず、切り裂きジャックをネタとして話を進める模様。本物のエーデル(ヴァイオレット)も…

『ToLOVEる −とらぶる−』15巻限定版のDVDアニメ「南の島へようこそ!!」

んと……、何ですかこれww 悪いわけじゃない。悪いわけじゃないのですが……。一体何ぞねこれはw こんなこと言ってても始まらないので、まず振り返ってみましょう。 福引大会で大当たりを引いた春菜。リゾートツアーの招待券を手に入れました。 んで、誘えるのは…

『Good Morningティーチャー』第11巻 重野 なおき著

物語をかなり進行させていってるみたいな第11巻。 相変わらず、テンションが高めで読みやすい漫画を描いてくれています。 ただ、キャラクターの個性を先鋭化していって、逆に痛々しいギャグになってしまっている印象。 特に沖田先生話が長すぎる。ここまで引…

『エンバーミング ―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN』第2巻 和月 伸宏著

んなわけでエンバーミング第2巻を今更感想書きます。 最近漫画を買ってもすぐに何買ったか思い出せなくなってます。もう少し記録していったほうがいいのかもしれません。 で、エンバーミング第2巻ですが、第1巻から10ヶ月ぶりの発売。さすがに内容忘れてるっ…

小説版『ToLOVEる -とらぶる-』「危ないガールズトーク」

なぜか売ってたので購入。もうちょっと後じゃなかったっけ。 ノベライズということでとても不安がありましたが、杞憂に終わりました。 小説のメリットを存分に生かし、普段中々できないことを公式に表現できています。 それは主に3つありまして ・視点をヒロ…

『ToLOVEる -とらぶる-』第155話「ドキドキ☆メール」……ではなく、OVA続編決定の話

まずは、To LOVEるOVAが3巻では飽き足らず、16〜18巻まで引き続き出るよ。ということみたいですね。 これだけ続編がさっと決まるということは、よほど集英社的にはウハウハだったのに違いありませんね。もちろん売り上げ、利益率的にということです。 講談社…

『ベイビーステップ(Baby steps)』勝木光

最近の展開のおかげではまりだした、週刊少年マガジン連載中のテニス漫画。この前8巻まで大人買いしました。やったね。 とにかく地味。面白いんだけど地味。悲しすぎるぐらい地味。 でも、読めば萌えるし燃えるしジンワリ来るし、まさに売れない良作です。 …

『ToLOVEる -とらぶる-』第151話「トモダチ」

キャラクターの配置がよく分からない長編第4話です。To LOVEるっぽかったりそうじゃなかったりする展開。 セリーヌの服も変わっているように見えますし。 お話に移りますと……、ヤミキャンペーンが終わりました。 締めの話だけあって、単なる確認に終わる作業…

『ToLOVEる -とらぶる-』第150話「決意するネコ」

迫り来る恐怖…断崖絶壁、逃げ場ナシ!! というアオリなのですが、あんま緊迫感ない感じの3話目。 雨がやむ〜クロ侵入、いよいよクライマックスまでの話です。 さて内容はというと ・引き続きヤミの設定掘り下げ になります。つまりヤミ回が続いているという…

『ToLOVEる -とらぶる-』第149話「微笑むネコ」

4週間続いたお話の第2話、嵐山さん死亡?〜謎の殺し屋クロ登場までの回です。 ヤミの設定掘り下げと初登場から現在までに発生した変化を強く意識する回になりました。逆に言うと、それ以外の話は特に無く、設定の説明といつものとらぶる的要素によって、話が…

『ToLOVEる -とらぶる-』第148話「サイレント・アイランド」

手塗りっぽい表紙が印象的だったTo LOVEる第148話、結局4週間ものだったとは。 それにしてもこの絵、肉感的でした。紙面上カットされている?ところは見られる機会があるのだろうか。というかこういった体全体の絵は全体図を描いているのだろうか。 それはと…

『ToLOVEる -とらぶる-』14巻限定版のDVDアニメ「リトと美柑」

To LOVEるOVA2巻の感想ですが……、待望の長谷見脚本、しかしちょっと微妙な出来でした。 その原因は、良い要素と悪い要素が混じっていて、もう一つグイッと来るものが無かったことだと考えられます。まずここからあつかってみましょう 良い要素と悪い要素はキ…

『ToLOVEる -とらぶる-』第146話「暗闇の中でうつるもの」

さてTo LOVEる146話です。矢吹と健太朗の間に謎の半角が入っている回です。どうしてでしょう。 今回は春菜回、春菜回だけあって、いつも通りララとの関係を考えるも、結局あまり進展はありません。既に限界地点まで達している状態なので、どうしてもここら辺…

『ToLOVEる -とらぶる-』第147話「オンナノコノキモチ」

さて第147話のTo LOVEるはなぜだかいきなり里紗回です。 加えてあまり登場しない携帯電話回でした。 内容といえば「リトの貞操が危ない!?」ってことでしょうか。まあもちろん、リサフラグは立ったのかとかそっちもあるんですけど。とりあえず、リトの貞操…

『あいたま』第3巻

高校生は清らかでなくてはならないと考える処女厨、暮巳あいが主人公のドタバタコメディ『あいたま』第3巻です。 今巻での主な内容としては、 1. 樹里の豊かな?感情表現。あい―樹里―雪乃の3人セットの扱いが楽しい 2. 苫子の設定を少し突っ込んでみる。過去…

『超重神グラヴィオン グラヴィトンアートワークス(新紀元社)』

初めて本格的に見たアニメのムックが出たので、購入することに。 一回しか刷らなそうだし、そもそも数が少なそうだしw まず、表紙。 メイド。 何かが間違っているわけでなく、これが正しい姿……だと……。 イラストはマクロスFあたりで知名度も上昇した人。昨今…

『ToLOVEる -とらぶる-』13巻限定版のDVDアニメ「リト、女になる」

「予想以上の出来!」 現在に至るまでの心境の変化 発表時「ケッ、どうせTV版と同じなんだろうが。買わない、絶対に買わない」 ↓ 情報公開時「おっ、意外に悪くなさそうな……。いやいや期待はしない。絶対に買わないんだから!!」 ↓ 店頭「今日が発売日だっ…

『ToLOVEる -とらぶる-』第136話「男子とチョコと…私」

久しいですね。というのは、記事を書くことですね。 しかも次号が発売される直前、といいますかもう刷り上って配布される時期じゃないですか。 まあでも、ここ的にはまったく問題ないので始めます。 んじゃ、まず今回のTo LOVEるで一番の見所は!! 「猿山の…

『八神はやて (PVCフィギュア:アルター、原型製作 爪塚ヒロユキ)』

箱デカ過ぎ……。 たぶん作った人も、売った人も、買った人もみんな浮かんだであろうこの台詞。 私も今日引き取りに行った際、まったく同じことを考えました。 先週、ガルムを見た際も、こんなでかい物買う人いるのかなぁ、などと思ってしまったものです。 ま…

『ToLOVEる -とらぶる-』第122話 恋友

今週の、というか既に先週の、になりかかっているんですけど……、 ターニングポイントっぽい回だったのでちょっと記述。 今更需要なんて無いでしょうが。書かないままというのもどうかと思ったので。 ララが結城家から半分独立しました。既に屋根裏で暮らし始…

『BLASSREITER - ブラスレイター』VOL.3

ブラスレDVD第3巻買ってきました。 んでは、レビュー行きます。 (1) ケース アウター、インナーケースはアマンダ。 2つ友に違った魅力があっていいです。 アウターはムチムチ、自重しないデモ手が好きww、一方、インナーはすっきりと仕上がってます。 (2) …

『ToLOVEる -とらぶる-』第121話 メタモルフォーゼ

内容見たとき、やっぱり、と思いました。 常々考えていたのですが、やはり美柑の学校生活を描くのは無理な気がするのです。 今回はそれについて書いてみます。 まず2つ、理由を。 (1) 美柑の設定 まず美柑の設定です。 美柑は便宜上小学生という設定になっ…

『神のみぞ知るセカイ』第2巻 若木民喜(小学館:少年サンデーコミックス)

いよいよ第2巻発売です。 今回は一話ずつコメントを。 第7話 IDOL BOMB!! 新章に突入。かのん編第1話。ところで私はずっと、かのんの苗字を西原だと思っていました。はて?と思って巻末見たら誤植だったんですね。作者が間違っていたのか……。 桂馬の母親が…

『オトナアニメ』vol.10に掲載された『BLASSREITER - ブラスレイター』虚淵玄インタビューについて

結局買ってきてしまいました。3000字程度しかないインタビューに1000円……。3文字1円とは中々な金額だぜww 仕方ないので一応他の記事にも目を通しました。でも、マクロスFとかグレンラガンとか、半分が全く分からない記事なので、かんなぎとかケメコなら分か…

『経営者の条件(ダイヤモンド社)』P.F.ドラッカー

今回から、自分なりのまとめを前に出して、後ろに感想を書きます。 まとめの正確さは保証しません。実際に読んでいただくのが一番ですので。 では。 経営者の条件とタイトルが付けられているが、経営者のためだけではないのは明白である。 (自らを、他者を)…

『大暴落1929(NIKKEI BP CLASSICS)』ジョン・K・ガルブレイス

素晴らしいまでにタイムリーな本。 著者曰く「増刷され本屋の店頭に並ぶたびに、バブルや株安など何事かが起こるのだ」と書いてしまうぐらい、そういった際に読む本なのでしょう。 主な内容は、タイトルで示されている通り、1929年までの話。バブルでウハウ…

『ToLOVEる -とらぶる-』第11巻 とらぶるくえすと

※こちらは原作11巻の感想です。16巻付属OVAの「とらぶる☆くえすと」の感想は下のページになります。 『ToLOVEる −とらぶる−』16巻限定版のDVDアニメ「とらぶる☆くえすと」 - 一歩進んで三歩戻る はい、とらぶるも11巻が発売されました。 さて11巻です。今巻…

『BLASSREITER - ブラスレイター』第24話 約束の地

えーっと、第24話、最終話、なんですが……、どう言えばいいのだろうか。 まずこの台詞から始めることにしましょう。 「板野は、俺の(予想を)凌駕した」 ……いや本当に凌駕されました。まさか最終回、ここまでやってくれるとは……。 いい意味でも悪い意味でも予…