『ToLOVEる -とらぶる-』第147話「オンナノコノキモチ」

 さて第147話のTo LOVEるはなぜだかいきなり里紗回です。
 加えてあまり登場しない携帯電話回でした。
 内容といえば「リトの貞操が危ない!?」ってことでしょうか。まあもちろん、リサフラグは立ったのかとかそっちもあるんですけど。とりあえず、リトの貞操が危ういことのほうが遥かに重要だと思いますよ。
 なんたってとらぶるは健全漫画、入る入らないの問題以前にちゅっちゅもしないのです。唇の重ね合わせすら、レンとしかやっていないのです。当然のことながら一人で耽ることもできません。いつ侵入者が来るかと知れないわけですから。
 こうして考えるとリトは大変な立場ですね。まさしく「性欲をもてあます」状態です。
 「勃ててはならない」「襲ってはならない」「自ら処理をしてはならない」とかなりの基本的人権的制約を受けているのです。特に3つ目とか、マズロー的に言えば最も下の欲求すら満たすことが許されないのです。えっといつになったら自己実現にたどり着けるのでしょうか、てなぐらいです。
 とらぶる世界の主人公は実にキビシイ状態に置かれているわけですね。ということで、とらぶるの主人公になりたい?止めておいたほうがいい。これは実に過酷な任務だからな。盛りのついた高校時代にこんな禁欲的生活を送るのだぞ。それがそなたに耐えられるとは思わんな、と言われてしまうのです。
 まあ同人では問題なくできるのですが。


 それはともかく、
 1. ナンパ男から恋人のふりをして逃れる
 2. 帰ろうとしたリトを誘って、某電気街?の喫茶に連れて行く
 3. 家まで連れて行き、部屋にまで上がらせる
 4. 襲うも寸前で止める
 という流れですが、よく分からんですね。とりあえず、リト流されすぎだろというのはあるんですけど。何処までが本当で、何処からが嘘なのかをぼやかしているので、どうにも判断がつきません。ただ一応分析してみましょう。
 1は手段ですから、それほどリト自身がどうこうとかいう話じゃないと思います。猿山や校長でやっていたかは甚だ謎です。それ以前に校長でやってたら逮捕ですね。でも、校長は権力もちなのでまったく心配なさげ。
 2は難しい。帰ろうとするコマから手首をつかむまででどういった考えを持ったのかが良く分からない。気紛れとその他諸々の感情でまあそんな感じ?
 3はまあ、行くとこまで行ってみようかみたいな?でも帰り道において振り返っているコマがまた判断しづらいんだよなあ。
 4のところなんて舌なめずりですから、里沙は肉食獣ですね。人食いヒグマ、久しぶりにキムンカムイ読んだら、終盤の尻すぼみ以外は面白かった。あの漫画、犬頑張りすぎ。で、4ですが、寸止めは予定通りってとこかなと。まさか本気で喰うこともないだろうと。
 総じて言うと、特に何も無かったのかなということで一つ。
 最後に、チェリー口元に当てるのは明らかに狙いすぎだと思う。


 他の話
 ルン登場、髪型の変化があってかわいいですね。キョーコとの競演があるとか何とか、ここら辺をネタに話が来るかもしれません。
 未央の趣味はこっち系なのです。「ゆっくりしていってね!!!」の方なのでしょう、とわざとらしく勘違い。いやこれもまた正しいのだろうか。ところで、こういったとこ行ったこと無いのですが、楽しいのでしょうか。あと、喫茶の従業員女性Aの口紅が濃いのが気になった。
 出迎える美柑、激怒状態です。携帯の連絡は?とも思いましたが、それは無し。とらぶる時空は携帯電話の出番あんまり無い気がします。デダイヤルの出番はやたらとあるのですが。携帯電話使うと中々とらぶれないからでしょうね。


 と言うわけで第147話のとらぶるでした。今後は前の回に戻ったり次の回に言ったりといろいろ適当にやっていくと思います。


 ついでに、新連載のめだかボックスにも触れておくと、
 やっぱりあんまり長く続きそうなネタじゃない気がするのですが、学園統治編→地区学校闘争編→都道府県内学校闘争編→全国学校闘争編→世界学校闘争編みたいな妙な方向へと向かったりするのかな。めだかのキャラが濃すぎて、他の女性陣が出ても、いささか影が薄くなるから効果的じゃなさそうだし。
 あと、アレはどう見てもツンデレじゃないと思います。むしろ、どう見たって男の方がツンデレだろ。