漫画

『ToLOVEる −とらぶる−ダークネス』第3話――「Each speculation−それぞれの思惑−」

ということで第3話です。 今回の話で、 芽亜「ダークネス計画」――金色の闇に結城リトを殺させることにより、暗殺者としての復帰及び行き場を失った闇の取り込みが目的 モモ「楽園(ハーレム)計画」――リトのハーレムを形成することにより、今までに醸成されて…

『ToLOVEる −とらぶる−ダークネス』第2話――「Doubt and dish−疑惑と料理−」

第2話、絵柄が迷い猫オーバーランからとらぶるっぽくなってきた気がします。 1. 概要 第1話に引き続き、大きく分けて3者の行動で構成されています A) モモ・ベリア・デビルーク ・リトを中心とするハーレムを形成させるため、リトに迫り、既成事実を作ろうと…

『ぬらりひょんの孫』第9巻 椎橋寛(著)ですが、脱線アリ

このマンガ、京都編が終わったらどうするんでしょうね。1.今巻の内容 それはともかく今巻は遠野編。 明鏡止水の一段階上の能力である鏡花水月の力を手に入れ、遠野で新しい仲間を得て、んじゃ京都でも行くかという話。 一方その時、京都では、花開院家と羽…

『バイオレンスジャック―完全版』永井 豪 (著)

デビルマンに比べると、知名度のない作品。 だが、長いながらも濃密な展開の連続。永井豪ワールドが全開な作品であり、一読の価値はある。 ただ、完全版だと500頁×18巻ほどあり、相当気合いを入れないと、途中で面倒になるかもしれない。加えて、少年誌→月刊…

『魔法少女リリカルなのはViVid』第1巻 藤真拓哉(漫画) 都築真紀(原作)

『月刊コンプエース』で連載中の「魔法少女リリカルなのはvivid」が単行本になりました。 と宣伝文句口調で始めてみましたが、とにかく第1巻が知らぬ間に発売されていましたので、感想を書いてみます。 てか発売日は1月26日だったのか……。 早売りしすぎだろ…

『コンテンツ産業論 混淆と伝播の日本型モデル』出口弘(編) 田中秀幸(編) 小山友介(編)

日本のコンテンツ産業とはどのような構造を持っているのか。 現在の産業構造への観察に加え,歴史的経緯や外国との対比を通して、日本のコンテンツ産業従事者(制作者、消費者など)が形作ってきた「超多様性市場」について論じた本。 以下では、 1.全体像…

『ToLOVEる −とらぶる−』の登場人物呼称表

「ToLOVEる」タグ作りました - 一歩進んで三歩戻る のコメント欄で求められたので、改訂した上で掲載します。 とらぶる呼称表.xls 162.5話まで調べました 主な登場人物と考えられる30名の呼称になります。 載ってない人物では校長とか弄光センパイとかいるけ…

『迷い猫オーバーラン!』第1話 松智洋(原作) 矢吹健太朗(漫画)(SQ2010年2月号収録)

話としてはテンプレート的な第1話。 絵と併せて、満足度はそこそこといったところ。 では以下で、細かな感想を書きます。画像はありません。だってですね、LOVE様とか考察様とかその他サイト様行けば死ぬほど見られるじゃないですか。それ以上見たいなら…

『フタガミ☆ダブル』矢吹健太朗(著)(WJ2010年05・06号収録)

「BLACK CAT」と「ToLOVEる −とらぶる−」をくっつけて割ったらこんな感じ? な『フタガミダブル』 書いている人は黒猫ほとんど読んだ事ないですけどね! 1.話 まず、大まかな話の内容。 (1)概要 平凡な中学生、双神想介は奇妙なことを耳にする。 それは、…

『センゴク天正記』第7巻 宮下英樹(著)

今回の内容は、雑賀攻めから手取川の戦いへの導入まで。 今回の内容は主に2つ。 オリジナルキャラである妙算の因縁整理 新しい合戦について 1.妙算について 今回のハイライトとなるべくは、やはり妙算の因縁でしょう。 雑賀孫市を師匠としながら、根来と雑…

『ゆびさきミルクティー』 第6、7、8、9巻 宮野ともちか(著)

連載再開で単行本も発売。 そんなわけで私も未購入分併せて買ってきました。 第1巻が出たときも書店で見つからずうろちょろし、結局第2刷で涙を呑んだのですが、今回も中々見つからず正直途方に暮れました。 まあ、最近の書店で手に入れられたけど。凄く灯台…

『ぬらりひょんの孫』第7巻 花開院三兄妹 椎橋寛(著)

1巻以来の感想です。 知らぬ間に悪名高い?四国編も終わって、新しい展開に。 四国編悪くはないんだけど・・・・・・ね。 問題点を考えるに、 ・味方キャラへの思い入れが薄い ・展開が中途半端に早い。敵キャラもあまり立ってない ・大将キャラがショボく見えた …

K2で取り扱った症例を調べてみました(07年9月30日版)

K2になって、最新医療紹介漫画になった印象のドクターK。昔と変わってないか? というわけで、K2で取り扱った病気ってどんなものがあるんだろと思い立ち、ちょっと調べてみました。 書いている人は全く医療知識ありません。だから、ここに書かれている内容は…

『しましま曜日』全2巻 竹本泉(著)

第4弾はしましま曜日。これは結構有名な漫画だと思います。 んなわけで紹介。 1. 概要 まずは内容紹介から。 公式なアオリをつなぎ合わせると 「服に着られる(?)女の子、宮崎ゆかりと友人たちが繰り広げる学園ラブコメな元祖コスプレ(?)まんが」 とな…

『苺タイムス』『竹本泉のいろいろぶっく』竹本泉(著)

第三弾はゲーム雑誌に連載されたもののコミックスです。 『電撃王』『覇王』に94年〜95年に連載された漫画を纏めたのが『苺タイムス』 『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』『ドリマガ』に97年から06年まで連載された漫画を纏めたのが『竹…

『ある日のツヴァイ』『とある日のクル』竹本泉(著)

というわけで、竹本漫画強化月間の第二弾はツヴァイとクルの猫漫画紹介。 実録?な感じの猫漫画。 猫飼ったり猫飼ったり猫飼ったりする漫画です。両方とも。 家出したのを探したり、遊んだり、治療しに行ったりとイベントもそこそこ盛りだくさん。 初代のこ…

『よみきり♥もの』第1巻〜第10巻 竹本泉(著)

唐突ですが、竹本先生の本を紹介してみたり。 この『よみきりもの』ですが、「基本的に学園ラブコメな読みきりシリーズ」でして、コミックビームで2001年2月号から約5年間連載されました。 竹本作品としては、新記録の全10巻という長編? でも一つ一つは読み…

小説版『神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使』 有沢まみず(著)

神知るがノベライズ化されました。って5月20日発売なので相当古い出来事なんですけれども。 今更感想を書いても需要があるのだろうかと考えたりしましたが、まあそれでもいっかと開き直りました。 それでは、感想を書きます。 まず、本自体の紹介から。 原作…

『センゴク天正記』第6巻 宮下英樹(著)

長篠が終わり、信長の次なる狙いは本願寺。 一方、本願寺側は上杉、毛利、そして雑賀と同盟を結び、再び信長包囲網の形成を図った。 織田と反織田、戦いはますます苛烈なものに。 という巻です。 今巻では上杉陣営がとても目立ちます。謙信、どう見てもプー…

『エンバーミング ―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN』第3巻 和月伸宏(著)

続けて3巻の感想。 物語は倫敦に、ヒューリー・ビーベリー組とエルム・アシュヒト組が合流、ポーラルート究極の8体も登場とようやく舞台が整ってきました。 倫敦ではまず、切り裂きジャックをネタとして話を進める模様。本物のエーデル(ヴァイオレット)も…

『Good Morningティーチャー』第11巻 重野 なおき著

物語をかなり進行させていってるみたいな第11巻。 相変わらず、テンションが高めで読みやすい漫画を描いてくれています。 ただ、キャラクターの個性を先鋭化していって、逆に痛々しいギャグになってしまっている印象。 特に沖田先生話が長すぎる。ここまで引…

『エンバーミング ―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN』第2巻 和月 伸宏著

んなわけでエンバーミング第2巻を今更感想書きます。 最近漫画を買ってもすぐに何買ったか思い出せなくなってます。もう少し記録していったほうがいいのかもしれません。 で、エンバーミング第2巻ですが、第1巻から10ヶ月ぶりの発売。さすがに内容忘れてるっ…

小説版『ToLOVEる -とらぶる-』「危ないガールズトーク」

なぜか売ってたので購入。もうちょっと後じゃなかったっけ。 ノベライズということでとても不安がありましたが、杞憂に終わりました。 小説のメリットを存分に生かし、普段中々できないことを公式に表現できています。 それは主に3つありまして ・視点をヒロ…

『ToLOVEる -とらぶる-』第155話「ドキドキ☆メール」……ではなく、OVA続編決定の話

まずは、To LOVEるOVAが3巻では飽き足らず、16〜18巻まで引き続き出るよ。ということみたいですね。 これだけ続編がさっと決まるということは、よほど集英社的にはウハウハだったのに違いありませんね。もちろん売り上げ、利益率的にということです。 講談社…

『ベイビーステップ(Baby steps)』勝木光

最近の展開のおかげではまりだした、週刊少年マガジン連載中のテニス漫画。この前8巻まで大人買いしました。やったね。 とにかく地味。面白いんだけど地味。悲しすぎるぐらい地味。 でも、読めば萌えるし燃えるしジンワリ来るし、まさに売れない良作です。 …

『ToLOVEる -とらぶる-』第151話「トモダチ」

キャラクターの配置がよく分からない長編第4話です。To LOVEるっぽかったりそうじゃなかったりする展開。 セリーヌの服も変わっているように見えますし。 お話に移りますと……、ヤミキャンペーンが終わりました。 締めの話だけあって、単なる確認に終わる作業…

『ToLOVEる -とらぶる-』第150話「決意するネコ」

迫り来る恐怖…断崖絶壁、逃げ場ナシ!! というアオリなのですが、あんま緊迫感ない感じの3話目。 雨がやむ〜クロ侵入、いよいよクライマックスまでの話です。 さて内容はというと ・引き続きヤミの設定掘り下げ になります。つまりヤミ回が続いているという…

『ToLOVEる -とらぶる-』第149話「微笑むネコ」

4週間続いたお話の第2話、嵐山さん死亡?〜謎の殺し屋クロ登場までの回です。 ヤミの設定掘り下げと初登場から現在までに発生した変化を強く意識する回になりました。逆に言うと、それ以外の話は特に無く、設定の説明といつものとらぶる的要素によって、話が…

『ToLOVEる -とらぶる-』第148話「サイレント・アイランド」

手塗りっぽい表紙が印象的だったTo LOVEる第148話、結局4週間ものだったとは。 それにしてもこの絵、肉感的でした。紙面上カットされている?ところは見られる機会があるのだろうか。というかこういった体全体の絵は全体図を描いているのだろうか。 それはと…

『ToLOVEる -とらぶる-』第146話「暗闇の中でうつるもの」

さてTo LOVEる146話です。矢吹と健太朗の間に謎の半角が入っている回です。どうしてでしょう。 今回は春菜回、春菜回だけあって、いつも通りララとの関係を考えるも、結局あまり進展はありません。既に限界地点まで達している状態なので、どうしてもここら辺…