読書
1.概要 とにかく粗い。それでいて、今後の広がりが今ひとつ予測しづらい作品。 ただ、この巻に関して言えば、万人に受けやすい話作りをしているので、楽しめる可能性は高い。 とりあえず、長所と短所をザーッと挙げてみることにする。 2.長所 単なる筋力、…
財政関係の著書が多数ある井堀利宏氏の1冊。 数字に現れている本当の格差とは何か、再分配とはどのような形であるべきかについて述べている。 『わが国における再分配政策論では、情緒的な議論が横行しすぎている。(中略)そもそも、どのような格差が問題な…
20世紀の初頭に生まれ、20世紀という時代を見つめ続けた著者が最も知的に油の乗った時期である64歳時に書いた大著。 1.概要 主な内容としては、大体4点から考えられる。 個人としてより良く生きること 組織人としてより良く生きること 組織がより良く生きる…
日本のコンテンツ産業とはどのような構造を持っているのか。 現在の産業構造への観察に加え,歴史的経緯や外国との対比を通して、日本のコンテンツ産業従事者(制作者、消費者など)が形作ってきた「超多様性市場」について論じた本。 以下では、 1.全体像…
守備で有名になった選手は、どの競技であれパッと見の記録では大したことが無い。 野球なら投手や打撃、サッカーならゴール、他にも色々あるだろう。 後世に伝えるときに、表面上の記録で伝えることの出来ない選手たち。 「遊撃手論」で中心となるのは、一般…
映画で用いられる撮影や編集の技術を取りまとめた本。 ただ、ここで解説されているのは、あくまでも見る側の視点であり、製作する側ではありません。 どんなテクニックが映画に用いられ、どのような効果を観客にもたらすか、またそのテクニックを用いて作ら…
今回から、自分なりのまとめを前に出して、後ろに感想を書きます。 まとめの正確さは保証しません。実際に読んでいただくのが一番ですので。 では。 経営者の条件とタイトルが付けられているが、経営者のためだけではないのは明白である。 (自らを、他者を)…
素晴らしいまでにタイムリーな本。 著者曰く「増刷され本屋の店頭に並ぶたびに、バブルや株安など何事かが起こるのだ」と書いてしまうぐらい、そういった際に読む本なのでしょう。 主な内容は、タイトルで示されている通り、1929年までの話。バブルでウハウ…
つい最近読了。名前からして、結構読むのがめんどいのかと思いきや、意外と楽々読める。 言ってしまえば、啓発本の元祖といったところ。 内容は、 物事の考え方から、文明とは何ぞやという話題までが巻の一。 日本の現状と西洋の文明を比較したのが巻の二。 …
家から持ってきた読書用の本を一通り読んだので購入。 予想以上の出来でした。野球を知らなくても楽しめるのではないかとも思えます。 2005年発売なんだよね。もっと早く買っておけばよかったorz 以下、かなり鬱陶しい文章。 プロ野球界の天才軍師、高畠導宏…