『アスラクライン』第1話「機巧魔神(アスラ・マキーナ)」の復習ノート

 今回からやるのは、よく分からないことで有名なこのアニメを原作未読で頑張ってみようという企画。

 どこかの可愛い女の子「誰得……」
 私「BDからが本番だやめろ荒らすな」

 構成は、ダイジェストで振り返った後、その時点でのまとめを書くみたいな。
 そんな感じで行きます。
 続くかどうかはやる気次第。
 絶対見てくれる人少ないってばよ……


1. 第1話ダイジェスト


 飛行機の墜落により、品詞の状態で病院へ担ぎ込まれた主人公智春。

 「僕……死ぬのかな」

 そこに幽霊の女の子、操緒。

 「智春(トモ)には操緒がついてるよ」

 まあ、確かに憑いているようだった。
 制服が後に出てくるのと違うのは中学時代だからだろうか。
 一方、病院を出て行く謎の男が。こいつは一体何者?(いやもう分かってるけど)
 そして、3年後。特段の後遺症も無く、舞台は春。始まりの季節へ。


 ここでOPが。
 登場人物がざっと紹介されており、色々ロボもギュルンギュルンと。
 色々ネタバレありそうだがスルー。



 サブタイトル「機巧魔神(アスラ・マキーナ)」
 教会?らしき場所にトランクが置かれていた。
 何者かが現われ、持ちだす。
 場面は変わり、とある洋館。
 智春は今日からここで暮らすことに。なぜ暮らすことになったかと言えば、
 母親が再婚したため、要するに邪魔になったらしい。
 心霊好きの友人Aが引越しを手伝う。
 兄が賃料払っているらしい。兄貴は凄い人とのこと。コンプ持ちの次男が智春のポジション。
 どうやら、兄よりすぐれた弟はいないようであった。



 もちろん、まだ彼女はいる
 「幽霊も(事実)可愛い女の子も(自称)」
 そんな感じの幼馴染、操緒。全く悲壮感はない。
 ここでいきなり場面は切り替わる。
 主人公の回想?記憶? 詳しくは不明。
 謎の女性から一言「それが君の選択なの?」
 そしてそこには1つのトランクが。




 知らぬ間に暖炉の前にはトランクが。更にソファーに座る謎の女性。
 兄である直貴の知り合いとのこと。
 彼女は、直貴に頼まれていた用事、トランクの配達を果たす。
 何も聞いていないと言う智春に対し、彼女は操緒を視認して告げる。

 「間違いなくそれはあなたたちのものよ」

 そして、部屋を出て行った。



 トランクを倉庫へと移動させる。
 トランクを見る操緒。何か引っかかるものがある様子だった。
 ただ、それが何かは分からないようだ。
 深夜、智春がベッドで就寝している中。少女が侵入する。
 巫女っぽい服装をして、そしてオッドアイ

「アスラ・マキーナはどこ? イクストラクタを渡してください。あれは危険な存在です」

 首を締め上げながら詰問する。余談だが、首を締め上げられたら、答えづらいと正直思う。
 アスラ・マキーナ、イクストラクタ。一体何のことなのか。


 場面は、再び智春の回想らしきものへ。
 ボコボコと泡を立てる実験器具の前、眼鏡を掛けた女性が言う。

 「それが君の選択なの? 辛い思いをすることになるわよ」

 トランクが開かれると、そこには何らかの力が放出される。
 そして、ここでの回想は終わり。再び現実へ。
 操緒が気づき現われる。
 操緒を視認し、驚愕する侵入者の少女は叫ぶ。

 「射影体!?」

 幽霊=射影体、だろうか。



 少女は火をまとって出て行く。何かの能力者だろうか
 月の光を映すトランク。
 外には変な格好をした一味。
 そして夜は更ける。



 入学式。洛芦和(らくろわ)高校入学式。
 真ん中のおっぱい少女は単に好みの絵柄だったので。この後、姿を見ることは当然無し。
 操緒も制服に。一体どうやって着替えているのか。怪奇。



 友人Bこと大原杏(以下杏)。
 智春は中学時代、部活で陸上をやりながら、杏の家でバイトをしていたようだ。
 で友人Aこと樋口琢磨(以下樋口)も。
 智春たちに加え、佐伯玲子(文化祭のミスコン優勝)、嵩月奏(北中で有名だったとか)が同じクラスであると報告。
 加えて、樋口は1枚の写真を出す。それは昨日、トランクをもってきた女性の写真だった。
 姓名は黒崎朱浬。2年生であり、科学部の部長代理もやっているらしい。
 代理ってことは他に部長がいるのだろうか。
 そして入学式。今後の行動について操緒と雑談。でも操緒は普通の人間には見えないので、周囲からどん引きされる羽目に。



 入学式後廊下にて昨日の少女を発見。胸が大きい。
 すかさず智春は後を追い、手をつかんで詰問する。
 もちろん、問いただすのは昨夜の出来事である。
 が、佐伯玲子(以下玲子)に頭をひっぱたかれてしまう
 どうやら口説いていたと思われたみたいだ。
 樋口と同類扱いされ、嵩月奏(以下奏)は連れて行かれ、周囲からは敵視され、入学早々散々な智春である。
 ところで、
 ナンパでの気が利いた台詞。

 「昨夜の君の瞳が忘れられない」

 玲子のセンスにはちょっとついていけない。


 で、早々に授業も始まった。入学式の日から授業とは教育熱心な学校である。
 そしてAパート終了。



 引き続きBパートに。
 智春は樋口とともに科學部部室へ向かうことに。
 離れ校舎の理科教室棟、化学準備室が科學部の部室。
 部室の中は妙にオカルティック。
 そこに、朱浬登場。
 早くも歓迎される智春。朱浬は言う。

 「科學部は直貴さんがあなたのために作ったのよ」
 「知りたくないの? あのトランクのこと、あなたについたかわいい彼女のことも」

 結局智春は保留し、その場を去る。



 帰り際、下駄箱を開くと誰からか謝罪の手紙が。文面は「ごめんなさい」と一言。
 まあ、奏だろう。
 巫女服を着た奏は倉庫にある謎のロボットをじっと見る。
 一体このロボは何だろうか?
 場面は変わって、バイトの休憩シーン。
 杏が妄想逞しく、直貴と朱浬について語る。操緒も直貴ならありうると同意。
 特許もたくさん持ち、大企業の技術顧問をやり、つくづくスーパーな兄貴であった。



 家に帰ると、変な格好をした集団が。
 銃を突きつけられ、椅子に縛り付けられる。
 昨晩、家の周辺にいた男が詰問。
 「イクストラクタはどこだ」「黒崎がここに運び込んだ」
 どうやらあのトランクの名前が「イクストラクタ」であるようだ。
 智春は白状しようとするが、そこに朱浬が侵入。
 間一髪智春を救出。



 朱浬「こんなに早くここを突き止めるなんて、さすがね玲士郎」
 変な格好の大将は玲士郎という名前らしい。
 玲士郎「ダーク・ソサエティが一枚かんでいるのか」
 朱浬「だったら宗教戦争になるわね。どうする」

 ダーク・ソサエティ宗教戦争。耳慣れぬ用語が出る。朱浬はダーク・ソサエティとの繋がりがあるのだろうか。
 両者の戦いが、と思いきやそこに新しい勢力が。
 「広域指定悪魔結社嵩月組と確認!」
 奏と何か関係ありそうな組織だ。
 嵩月組の侵入により、対立はお預け。
 何か炎の能力者っぽい人が、恐らく奏と関係があるのだろう。



 智春と操緒はイクストラクタなるトランクを取りに上の部屋へ。
 誰でもいいから渡せば争いが静まると考えた智春、運悪くそこに3人が同時に現われる。
 開ければ解決するという朱浬。
 やはり何か引っかかるものがある操緒、開けることを提案。
 智春も受諾する。



 玲士郎は「翡翠」と叫ぶ。少女らしきスカートのはためき。
 命令どおり翡翠なるロボが登場。
 ただ、翡翠に共鳴したらしく、智春のイクストラクタからも謎のエネルギーが。



 智春が「開け!!」と命じ、イクストラクタは開く。
 中から膨大な「何か」が放出され、漆黒の液体らしきものが現われる。
 「シュヴァルツシルトの闇」というものらしい。
 シュヴァルツシルトの闇は智春の影へと溢れ出し、「アスラ・マキーナ」を呼び出します。
 アスラ・マキーナの出現を窓の外から見る奏。
 どうやら、アスラ・マキーナとはロボットのことらしい。
 智春の前にアスラ・マキーナがその全容を見せる。
 ほくそ笑む朱浬、狼狽する玲士郎。



 そして最後にもう一押しの回想。
 また謎の女性が告げる。
 「それが君の選択なの」「辛い思いをすることになるわよ、智春」
 操緒らしき少女を見て、智春は答える。
 「それで、あいつが救えるのなら」


ED

次回「未来に滅びるということ」


2. まとめ(第1話現在)
(1)登場人物

  • 夏目智春

 主人公。現在は高校1年生。
 中学時代には陸上とバイトに励む普通の生徒だった。
 両親の再婚により家を追い出され、洋館に住み着くことになった。
 中学時代に飛行機事故で大怪我をし、その時操緒に取り憑かれた。
 兄である直貴にコンプレックスがありそうだ。

 同い年の少女。3年前の飛行機事故から智春に取り憑く幽霊。
 見える人間が限られているらしい。何らかの要素を持つ人間のみが視認できる?
 どのようにして着替えているのかは謎。

  • 嵩月奏

 クラスメイトにして不法侵入者。
 巫女っぽい服を着ている。
 炎の能力を使えるらしい。
 性格は良く分からない。おどおどとしっかりの二重人格?

  • 黒崎朱浬

 高校2年生。科學部部長代理
 直貴の知り合い。イクストラクタとそれに纏わるトラブルを運んできた。
 何か知っているようだ。
 体から銃器やら刃物やらをバンバン出してくる危険な人。

  • (?)玲士郎

 変な白い服を着た集団の長。
 イクストラクタの回収を図っている。
 実力行使を厭わないタイプらしい。

  • 佐伯玲子

 クラスメイト。中学でのミスコン優勝者。
 美人で、気が強い。

  • 樋口琢磨

 クラスメイト。
 女たらし。そのため女性関係の情報には詳しい。

  • 大原杏

 クラスメイト
 中学時代は陸上をやっていた。高校でも続けるらしい。
 大原酒店の娘。智春と一緒に仕事をしている。

  • 夏目直貴

 智春の兄。
 学生でありながら世界を飛び回る。
 いくつもの特許を持ち、大企業とのつながりも深い。
 洋館の家賃を支払ってくれているぐらい金も持っている。
 陰で暗躍しまくっている。
 顔は出てこない。



(2)第1話の用語集

  • 病院から出て行った謎の男

 謎。

  • 洋館

 幽霊が出そう。
 あとセキュリティに問題がありそうだ。

  • 3回に及んだ回想シーンでの会話

 詳しくは不明。とりあえず重要そうだ。

 「それが君の選択なの」「辛い思いをすることになるわよ、智春」
 操緒らしき少女を見て、智春は答える。
 「それで、あいつが救えるのなら」

  • 機巧魔神(アスラ・マキーナ)

 何か凄い力を持つロボット。
 現状出てきたのは3種類。
 1つ目 奏の家の倉庫にあった、白(銀)っぽい。
 2つ目 玲士郎が呼び出した、翡翠っぽい。
 3つ目 智春が呼び出した、黒。

 アスラ・マキーナが入っていたトランク。
 二階から投げても壊れない丈夫さ。

  • 射影体

 操緒のような幽霊を指すらしい。

  • 広域指定悪魔結社嵩月組

 暴力団じゃなくて悪魔結社。
 暴力行為も厭わない人たちである。
 若頭(朱浬曰く)は炎使い。
 奏と関係がありそうだ。

  • 科學部

 直貴が智春のために作った部。
 理科教室棟の化学準備室が部室。
 現在の部長代理は朱浬。
 智春は勧誘されている。

 詳しくは不明。
 朱浬が関わると疑われるようだ。

 不明。

アスラクライン 1 [DVD]初回限定版

アスラクライン 1 [DVD]初回限定版