『新TOEICテストスーパートレーニング リーディング編』

 『新TOEICテストスーパートレーニング リーディング編』(研究社)が終わったので報告です。
 本の構成です。
 第1章でTOEICの説明。全体の問題構成・時間配分などについて少し解説しています。
 第2章でReading Comprehensionについての説明。分量や問題形式についての述べています。
 第3章で本格的な対策。問題の解析、解き方などを説明しています。
 第4章で分野別に例題を取り扱い、その問題を解析することで第3章の解き方を実践しています。
 最後に第5章でPart7を5回分解かせて、能力を底上げします。
 巻末付録としてビジネス表現集が付いています。
 次に評価です。
 長所は、

  1. 問題数が多い
  2. 解説が詳しい

 短所は

  1. 傾向がズレている。
  2. 訳文が省略されているところがある。

 全体的な評価は、
 この本でリーディング能力を高めることは出来ます。
 問題数も豊富で、解説もしっかりしているので、きちんとやれば英語の能力は伸びると思います。
 一方で問題の形式がTOEICの問題傾向とずれているので、直前期に実践的な対策としてやると、本番で痛い目にあうかもしれません。
 Part7が苦手な人やビジネス的な文章をそんなに読んでいない人が、3ヶ月かそこら後で受けるTOEICの点数を確実に伸ばしていこうとする場合はお勧めです。
 直前期に追い込みでやろうと考えている人はこの本はやめましょう。『新公式問題集』をやることを勧めます。

新TOEICテストスーパートレーニング リーディング編

新TOEICテストスーパートレーニング リーディング編