『DOG DAYS´』第9話 ユニオン・フェスタ
エクレールが迷いから立ち直る回。
話の運びは、前回の続き、いやシリーズ全体で引っ張っている、エクレールのシンクへのモヤモヤとした感情をどう処理するか。
ということだったのだが、その運び方は
エクレールとリコッタが喧嘩する
→レオンミシェリが話を聞きつけ、エクレールに勝負を申し込む(かなりのハンデ戦)
→エクレールとレオンミシェリが一騎討ち。予想通り、エクレールは叩き潰される
→と、そこにリコッタの声が!
→エクレール復活、エクレール復活
→で最後、心の迷いを断ち切ったエクレールの攻撃によりレオンミシェリに勝利(ただしハンデ戦)
というもの。
正直苦手だ。どこが苦手って言うと、「と、そこにリコッタの声が」の辺りが。
なのは第3期終盤で、エリオとキャロがフェイトに呼びかけるところとおんなじぐらい聞いていると気恥ずかしくなってくる。
声を掛けるのはいいんだけど、心境を吐露しすぎるとどうにもこうにも。
いっそ、リコッタのは一言で済ませて、エクレールの心境をより強く描いてくれたほうが、「オラ行け立て立ち上がれええええええ」という心地にさせてくれて気持ちがいい。
あとは、エクレールとレオンミシェリの戦闘がイマイチだった。
エクレールは動きが、レオンミシェリはなんか頭身縮んでて格好良さに欠けてたなと。
ここまでの話数ではかなり頑張ってただけにここでちょっとヘタれたのは残念だったな。
これからの展開、シンクたちの夏休みがどういう終わりを迎えるのか。
楽しい思い出になるといいですね。