『アスラクライン』第9話「存在するはずのない禁忌の存在」の復習ノート

 アスラクライン9話
 久しぶりの更新。計画的にガンガンやっていきたいところです。
 色々書き直してないところがあったりして、今までのも見なきゃいけないなと思いました。


1. 第9話ダイジェスト


 ドイツのとある城、ニアとクルスティナが中むつまじく話し合う。
 だが、突如として、クルスティナは使い魔「イングリット」に変わり、ニアを呑み込んだ。
 場面は切り替わり、ニアは木の板にしがみつきながら大会を彷徨っていた。
 そこに現れたのは、謎の機巧魔神。その機巧魔神に囚われとなっているクリスティナ。
 しかし、彼女は不意に凶悪に笑う。積極的に参加しているかのように。
 ベッドで寝言を呟くニア。今までのは、全てニアの夢であった。



 悪夢の原因となったシーンの回想。
 アスラクラインとも呼ばれた謎の機巧魔神がエネルギーをイングリットに注ぎ込む。
 巨大化したイングリットは里見の蒼鉛を触手で絡めとりに掛かる。
 翡翠の攻撃によって阻まれるも、その勢いは変わらない。
 ニアは思わず飛び出すも、途中で転げ、なす術無くその様子を見ているしかなかった。


OP




 サブタイトル「存在するはずのない禁忌の存在」
 病院の待合室に座る智春たち3人。
 ラック・イーターに仕える使い魔「イングリット」の登場によって、ニアの姉が関わっていることは間違いないと奏は語る。
 そこに玲士郎が現れた。
 以下、玲士郎と智春らの会話。

玲士郎「アスラクラインが現れた以上、この件には首を突っ込むな」
智春「何なんです? アスラクラインって」
玲士郎「本来は拮抗するはずの二つの能力を得た『存在するはずのない禁忌の存在』。まさに排除すべき対象だ」
智春「どうして……」
玲士郎「君たちもその脅威は、目の当たりにしたはずだ。通常は消費されるだけの魔力を、アスラクラインは使い魔と機巧魔神の間で循環させることで、限りなく増大させることができる。そんな脅威の力を得た存在をアスラクラインと言う。今現在、最もアスラクラインに近い存在……、それは君なのだよ、夏目智春」
智春「はぁ……?」
操緒「何で智春(トモ)が……」
玲士郎「アスラクラインとは、使い魔と機巧魔神、その二つを同時に手に入れた人間であるからだ」
智春「使い魔と機巧魔神?」
玲士郎「入学当初、我々が嵩月奏を抹殺しようとしたのはそのためだ。君がアスラクラインとなる可能性は、早めに摘み取った方が良いのでな」
操緒「ひっど〜〜。まだなるって決まったわけじゃないのに排除されそうになったなんてね。ねぇ、嵩月さん」
玲士郎「とにかく、我々にとって、アスラクラインとは排除すべき対象なのだ。アスラクラインに手を貸す射影体も悪魔も全てな」

 引用終わり。



 そこにニアが現れる。
 玲士郎のクルスティナの居所に対する問いかけに、ニアはまたも反発し、飛び出していくのだった。
 鳴桜邸に戻ると、ニアは部屋に閉じこもり出てこない。
 智春たちは、朱浬を交えて、今後について話し合うことにした。
 朱浬は、智春がアスラクラインになって対抗すればいいと提案するが、智春は拒否。
 とりあえず朱浬は、今後の予測として、アスラクラインである敵の脅威と隠れてではなく公の場で活動すると智春らに告げた。



 翌朝、教室。
 智春たちが机を囲んで話していると、そこに樋口が現れ、嬉々として昨日起こった事件について語りだす。ニアは耐え切れず、教室を出て行く。
 科學部部室に一人座るニア。智春たちもやってきた。何とか期限を直してもらおうと考える智春ら。だが、ニアは、智春が演操者であることに対しても反抗心を見せる。
 とそこに、玲子が現れ告げる。
 再びアスラクラインが現れた、と。
 場所は妙蓮寺高校。玲士郎が既に向かったようだが、力不足は否めない。だから、智春の力を借りたいと申し出たのだった。
 まごつく智春。しかし、ニアは迷わず飛び出していった。
 とりあえず、智春たちもその場に向かうことにした。





 イングリットの攻撃に妙蓮寺高校の悪魔は壊滅状態。
 玲士郎は単独で敵の機巧魔神と戦っていた。
 ニアは傍目でその様子を見ながら、現場へ走っていく。
 智春たちも後を追いかけ急行する。
 敵の機巧魔神の攻撃により、翡翠がやられる。玲士郎も使い魔の攻撃によってダメージを負った。
 倒れた玲士郎の視線の先には、演操者らしき男の姿。彼は、戦闘の終了を理解し、その場を後にした。
 翡翠が倒された以降の光景を見たニア。
 智春たちも漸く到着し、玲士郎の救護に当たっていた。


Aパート終了
Bパートへ



 近くの病院(門真病院)に搬送された玲士郎。
 命に別状はないが、しばらく入院することになった。
 GDも悪魔以外の生徒に被害が及んだことにより、本腰を入れる。
 これにより、犯人の一味である姉を持つアニアは一層苦しい立場におかれる。
 アニア自身も姉クルスティナが自発的に協力しているのではと疑いを抱いた。
 同時に、本来拮抗するはずの演操者と悪魔がなぜ結びつくのか。それは単なる利害関係のみではなく、感情の繋がりが原因ではないかとアニアは考えるのだった。




 アスラクラインについて考える智春と操緒。
 GDの里見は智春がアスラクラインだと考え始める。
 朱浬は資料室で、クルスティナと同時期に失踪した教育実習生、新屋敷琴里の名前を発見する。
 朱浬の様子を覗き見、不穏な笑みを浮かべ立ち去るはる奈。
 アスラクラインたる男は、祭壇らしきモノの前で最後の段階に入ったことを呟くのだった。



 次の日の放課後、屋上で黄昏るニアに智春たちは声を掛ける。
 反発するニアに対し、智春はクルスティナの足跡を調べることを提案した。
 卒業アルバムに残されたクルスティナの学生生活、それは取り立てて問題があるように見えない普通の学生のものだった。
 安心する智春たち。ただ、ニアは姉への思慕の念をさらに強めるのであった。



 ニアに頼まれた買い物のため外に出る智春。
 ギターを持った男がベンチに座っているのを見つける。
 男は智春に話しかけてきた。同じ演操者と名乗って。
 男は、智春に対して協力するよう持ち掛ける。
 当然のように智春が拒絶すると、男は攻撃を仕掛けてきた。
 一方、病院の病室では朱浬が何枚かの写真を提示し、意識の回復した玲士郎に問いかける。この中に犯人がいると。
 玲士郎が示した写真、その男の名は加賀篝隆也。朱浬が最も疑いの強い人間と考えていた男であった。




 加賀篝の仕掛けてきた現場に駆けつける操緒と奏。
 奏は悪魔の力を用いる。操緒も、智春に黒鐵を召喚するように頷く。
 だが、召喚した出鼻を押さえられてしまう。
 智春の行動を見て、加賀篝は「俺とお前は同類だ」と言う。
 そこにニアが現れた。ニアは姉の場所を問う。
 しかし、加賀篝は答えず、イングリットを使ってニアを連れ去るのだった。


ED


次回「刻の鎖につながれて」


2. 第9話までのまとめ
(1)登場人物

  • 夏目智春-

第1話
 主人公。現在は高校1年生。
 中学時代には陸上とバイトに励む普通の生徒だった。
 両親の再婚により家を追い出され、洋館に住み着くことになった。
 中学時代に飛行機事故で大怪我をし、その時操緒に取り憑かれた。
 兄である直貴にコンプレックスがありそうだ。
第2話
 アスラ・マキーナの演操者となった。
第3話
 機巧魔神の演操者。自らの影からいつでも黒鐵を召喚できる。
 科學部に入部した。
第5話
 体調が悪いと黒鐵を呼び出せないようだ。
第7話
 3年前の飛行機事故の際、飛行機の部位の下敷きになったような描写が見られる。

第1話
 同い年の少女。3年前の飛行機事故から智春に取り憑く幽霊。
 見える人間が限られているらしい。何らかの要素を持つ人間のみが視認できる?
 どのようにして着替えているのかは謎。
第2話
 生霊のような存在でありながら、アスラ・マキーナによる物理的攻撃には対処できる模様。
第3話
 黒鐵の副葬処女として、「生きている」状態。
第5話
 智春とリンクしている可能性がある。
第6話
 安定装置を黒鐵が取り込むことにより、周囲誰しもが視認出来る様に。
 洛高に編入した。
第7話
 3年前の飛行機事故の際、中学校の制服を着ている。外に更に上着を羽織っている。

  • 嵩月奏

第1話
 クラスメイト。
 巫女っぽい服を着ているときがある。
 炎の能力を使えるらしい。
第2話
 悪魔である。悪魔や演操者、機巧魔神に対する知識を持っている。
 嵩月組社長の一人娘である。そのため、あまり友人はいないようだ。
 智春を護るために戦う存在。
第3話
 科學部に入部。
第5話
 保険委員である。
第7話
 智春との関係に関わる話になると妄想モードに入るときがある。

  • 黒崎朱浬

第1話
 高校2年生。科學部部長代理
 直貴の知り合い。イクストラクタとそれに纏わるトラブルを運んできた。
 何か知っているようだ。
 体から銃器やら刃物やらをバンバン出してくる危険な人。
第2話
 ロイヤル・ダーク・ソサエティとの繋がりが深い。
第3話
 第三生徒会(ロイヤル・ダーク・ソサエティ)との関わりが深い。
第4話
 第二生徒会の六夏とは仲が悪い。
第5話
 双子の妹に紫浬がいる。
 瑶と知り合い。
 3年前の飛行機事故と関係している。
第6話
 昔は結構乙女チックな学生だったようだ。
第7話
 3年前の飛行機事故に妹紫浬と共に巻き込まれた
 最初自分のことを紫浬だと認識していた。恐らく今でも変わっていないようだ。
 ただ、対外的には朱浬として振舞っている。
 自身を朱浬と認識する瑶に対して、反発している。

  • アニア・フォルチュナ・ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒ

第8話
 愛称はニアという。
 災厄の王であるフォルチュナ辺境伯の末娘であり、運食らいであるクラウゼンブルヒの家系に生まれた。
 いわゆる天才であるが、運動能力は低い。
 ラック・イーターと呼ばれる能力を持つ。相手の運気を吸い取り、または分け与えることによって幸不幸を調整することができる。
 日本にやってきた目的は2つ。
 1つが、安定装置をつけた黒鐵とその副葬処女である操緒についての調査
 もう1つが、行方不明になった姉の捜索。

  • 佐伯玲士郎

第1話
 変な白い服を着た集団の長。
 実力行使を厭わないタイプらしい。
第2話
 イクストラクタを回収しようとするが失敗。智春を演操者にさせてしまう。
 玲子の兄。
 第一生徒会会長にして神聖防衛隊隊長。
 「演操者と悪魔の交わりによる禍」を防ぐため、智春か奏のどちらかを排除しようとする。
第3話
 翡翠の演操者、哀音を副葬処女とする。
 「禍」を二度と引き起こさないことが行動原理。そのためには智春と奏を抹殺することも厭わない。
第8話
 GDの指揮下で活動に参加することがある。

  • 佐伯玲子

第1話
 クラスメイト。中学でのミスコン優勝者。
 美人で、気が強い。
第2話
 玲士郎の妹。
 「怪物」の誕生を防ぐため、智春と奏の交わりを絶とうとする。
第3話
 なるべく穏便に禍を除こうと考える。
 哀音に対して負い目を持っている。
第4話
 哀音を視認することが出来ない。

  • 樋口琢磨

第1話
 クラスメイト。
 女たらし。そのため女性関係の情報には詳しい。
第4話
 科學部に入部していた。

  • 大原杏

第1話
 クラスメイト
 中学時代は陸上をやっていた。高校でも続けるらしい。
 大原酒店の娘。智春と一緒に仕事をしている。
第2話
 陸上部に入ったようだ。

  • 夏目直貴

第1話
 智春の兄。
 学生でありながら世界を飛び回る。
 いくつもの特許を持ち、大企業とのつながりも深い。
 鳴桜邸の家賃を支払ってくれているぐらい金も持っている。
 陰で暗躍しまくっている。
 顔は出てこない。
第2話
 ロイヤル・ダーク・ソサエティから奨学金を貰っていた。
 嵩月組にも名声は届いている模様。
第3話
 鳴桜邸を科學部のたまり場としていた。
第7話
 飛行機事故の現場に女と共に姿を見せた?
 紫浬に対して、代理人の女を通して取引を持ちかけた。何の取引かの詳細は不明
第8話
 ドイツでニアと会っていた。
 ニアに鳴桜邸で居住する権利を与えた

  • 潮泉老人(大家)

第2話
 屋敷の奥深くに引きこもっている変人。
 螺旋大好き。
第7話
 朱浬の修理を行なっていた。

  • 潮泉律都

第2話
 奏の知り合い。
 自動車免許を持っている。
第6話
 武器や薬を作ることが出来る。
 そういや、回想シーンに出てくる女性に似ている。
第7話
 朱浬の修理を行なっていた。

  • 第三生徒会会長

第2話
 朱浬と知り合い。
第3話
 過去にGD(学生連盟)のヘリに乗り、玲士郎のいる船へと向かったようだ
 第三生徒会会長。悪魔を保護する権限を持っている。

  • 倉澤六夏

第4話
 第二生徒会会長。
 第二生徒会の人間らしく、経済観念が発達している。
 太ももに二挺拳銃を装備。美人だが人相が悪い。
 普段は三つ編みと眼鏡で凶悪さをなるべく隠そうと試みているがあまり効果は無いようだ。

  • 姫笹

第4話
 「翠晶」の副葬処女。

  • 真日和秀

第4話
 使い魔を捨てた男。
 しかし、周囲からの攻撃や説得に押され、使い魔を受け入れた。
第5話
 第二生徒会に所属していた。
 恩義よりもお金を優先するタイプ。第二生徒会の人間らしい性格である。

  • 雪原瑶

第5話
 機巧魔神「白銀」を使う演操者。
 男に見えるが女である。
 朱浬と対立している。
第7話
 父親に白銀のイクストラクタを託される。
 3年前の飛行機事故に遭遇。その際、黒崎紫浬を副葬処女として捧げ、白銀と契約を行なう。
 その後第一生徒会に所属、さらにGDへと移る。
第8話
 移籍などの知識は豊富。
 里見との仲はあまり良くないようだ。

  • 里見恭武

第6話
 GDの一員。
第8話
 「蒼鉛」を操る演操者。
 選民意識のようなものが見られる。

  • 千代原はる奈

第6話
 GDの一員。京都弁を使う。

  • 黒崎紫浬

第7話
 朱浬の妹。
 役者としての才能があったらしい。
 3年前の飛行機事故の際、瑶によって白銀の副葬処女に捧げられる。
 が、紫浬自身は直貴らとの取引により生きているような描写も見られる。
 ただ、詳しくはよく分からない。

  • 加賀篝隆也

第9話
 演操者であり、クリスティナと契約することで魔神相剋者となった男。
 機巧魔神と使い魔イングリットを操り、悪魔のエネルギーを収集している。

  • クルスティナ・フォルチュナ・ソメシェル・ミク・クラウゼンブルヒ

第9話
 アニアの姉。加賀篝の契約悪魔。
 2年前に交換留学生としてやってきたが、ある時期に行方不明になった。
 学園生活は取り立てて問題なく、平穏に過ごしていたようだ。


(2)第9話までの用語集

  • 病院から出て行った謎の男

 謎。
 ただ、第7話での描写を見るに夏目直貴である可能性。

  • 鳴桜邸

 幽霊が出そう。
 あとセキュリティに問題がありそうだ。
 ぶっ壊されまくっている。
 科學部のたまり場。直貴が決めた。

  • 第1話回想シーンでの会話

 詳しくは不明。とりあえず重要そうだ。

 「それが君の選択なの」「辛い思いをすることになるわよ、智春」
 操緒らしき少女を見て、智春は答える。
 「それで、あいつが救えるのなら」

  • 3年前の飛行機事故

 事故に巻き込まれたのは、智春、操緒、朱浬、紫浬、瑶。
 現場に直貴が姿を見せた可能性がある。

  • 機巧魔神(アスラ・マキーナ)

 何か凄い力を持つロボット。機体によって能力が異なる。
 射影体がいる人間が呼び出せるようだ。
 現状出てきたのは7種類。
 1つ目 奏の家の倉庫にあった、白(銀)っぽい
 2つ目 玲士郎が呼び出した、翡翠(ひすい)。
 3つ目 智春が呼び出した、黒鐵(くろがね)。
 4つ目 六夏が操る、翠晶(すいしょう)。
 5つ目 瑶が操る、白銀(しろがね)。
 6つ目 里見が操る、蒼鉛(びすます)。
 7つ目 加賀篝が操る、(呼称不明)

  • 演操者(ハンドラー)

 機巧魔神を使える人間。
 現状、智春と玲士郎、六夏、瑶、里見の5人が使用可能と判明。
 悪魔と結びつくことによってアスラクラインとなり、とてつもない禍が生まれるらしい。

 機巧魔神など様々なものが入れられるトランク。
 二階から投げても壊れない丈夫さ。
 機巧魔神が入っていた場合、女性を副葬処女として捧げることにより、機巧魔神との契約がなされる。

  • 射影体

 操緒のような幽霊を指すらしい。
 機巧魔神に捧げられた人柱の霊。人柱は生きているらしいので生霊。
 中で生存しているとされている。
 黒鐵の操緒、翡翠の哀音、翠晶の姫笹、白銀の紫浬?の三人が判明。
 演操者の体調にも左右されるようだ。

  • 副葬処女(ベリアル・ドール)

 機巧魔神に捧げられた少女。
 機巧魔神の胸の中にあるカプセルの中で体を抱え、目を閉じた状態で存在する。

  • 悪魔

 奏のような能力者の事を指す。
 演操者と結びつくことによって、魔神相剋者が生まれる。

  • 使い魔(ドウター)

 契約者と悪魔の間に生まれる子。
 契約者に対する悪魔の想いの結晶。
 成体になると落ち着く。

 武器を持ったり、武器を生み出したりして攻撃することが出来る人形

  • 機巧護衛機(カスタス・マキーナ)

 一巡目の世界の遺産にまつわる遺跡の守護者。
 多足類な形状をしている。

  • 広域指定悪魔結社嵩月組

 暴力団じゃなくて悪魔結社。
 暴力行為も厭わない人たちである。
 若頭は炎使いと、炎を扱う人たちが多いようだ。
 奏は組の活動を嫌っている模様。

  • 科學部

 直貴が智春のために作った部。
 理科教室棟の化学準備室が部室。
 現在の部長代理は朱浬。
 智春、奏、操緒、樋口が現在確認されている部員である。
 第三生徒会(ロイヤル・ダーク・ソサエティ)の傘下にある。

  • 第一生徒会(神聖防衛隊)

 会長は玲士郎。悪魔を排除し、世界の均衡を保つために存在する。
 隊員は銃で武装しており、実力を行使することも多い。

  • 第二生徒会(巡礼者商連合)

 会長は六夏。
 カルヴァニズムを信奉しており、経済意識が強い。
 金稼ぎこそ神の思し召しと考える集団。
 真日和もここに所属

 朱浬の知り合いである女性が会長と考えられる。
 直貴とのつながりも相当深いと思われる。

  • GD(学生連盟)

 第三生徒会と繋がりがあるようだが、詳しくは不明。
 瑶、はる奈、里見の所属が確認されている。

 生徒会間の戦いのこと。

  • 安定装置(スタビライザ)

 機巧魔神のプラグイン
 射影体を特定の能力者以外の人間にも見えるようにする。

  • 一巡目の世界の遺産

 二巡目の世界へ伝えられた物。
 機巧魔神やそれにまつわるものが保管されていることが多いようだ

 演操者と悪魔の契約によって成立する。
 本来は拮抗するはずの二つの能力を得た『存在するはずのない禁忌の存在』である。
 通常は消費されるだけの魔力を、アスラクラインは使い魔と機巧魔神の間で循環させることで、限りなく増大させることができる。
 結果、他を圧倒する強大な力を持つことが出来る。




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