『BLASSREITER - ブラスレイター』の脚本家別担当回とそれに関わる云々

小林靖子 第1話〜第9話、第20話〜第21話の計11話
虚淵玄  第10話〜第12話、第15話〜第17話、第22話〜第24話?の計9話
太田愛  第13話〜第14話、第18話〜第19話の計4話


 話の展開は、ゲルト編(1〜6話)→マレク編(7〜9話)→XAT編?(10〜12話)→ジョセフ過去編(13〜14話)→XAT編?・ツヴェルフ編?(15〜17話)→XAT編?・ジョセフ編?(18〜19話)→ツヴェルフ編?(20〜21話)→ジョセフ編?(22〜24話)、てな感じか?まあ最後にジョセフで終わるのか分かりませんし。そもそも次回ジョセフの出番があるのか、というと甚だ疑問の余地はあるわけですが。
 導入部(ゲルト・マレク編)と最後への導入の役割が小林氏。物語を展開(XAT・ツヴェルフ)させるのと最後閉じる(ジョセフ編?)のが虚淵氏。主人公であるジョセフの過去に関わる部分(過去編)が太田氏。といったところでしょうか。
 太田氏担当回の18話〜19話は、小林氏が草稿を書いたのをリライトしたとか云々とか聞いた覚えがあるんだけど、あれは何処情報だったのだろうか。といいますか、そもそも本当の話だったのかしら。本当なのなら、その割に前後が上手く繋がってなかったなあ。でも、18〜19話は今の話として書かれているわけだからにして、小林氏が関わらんことには問題が生じるといえばそうなんだよね。そういえば、9話でのジョセフの夢と14話での展開にも変なとこがあったし、擦り合わせが上手くいってないのかなあ。
 んなこと言っていると、シリーズ構成の話に行くんですが、板野監督と虚淵氏ですね。片方は話作りは得意ではないと自認していて、もう片方は初めての経験。上手く纏められないと考えたから、チーフライターとして小林氏を呼んだわけなんでしょうけど。まあ、ニトロプラス自体、個々人の個性を重視するゲーム会社っぽいですし、そこの出身ライターがシリーズ構成になるってことは、大まかな内容以外は諸個人の自由に書かせている可能性も存分にありそう。