『BLASSREITER - ブラスレイター』第20話 黄泉の軍勢

 さてさて、今週も見ました。当然です。
 では、始めます。
 
 
 えーと、うん、今週の話ですが、ちょっと微妙……。
 XAT関連の話が終わって、ザーギンがツヴェルフ本拠地に乗り込み、さあ決戦だ。
 と、考えていたんだけど、もう一段階置かれていました。
 ジョセフがいい加減活躍するんだろうなあ、何て考えていました。その通り、ベアトリスを倒した。ここまでは良かったんですが、そのあと負傷者に鞭打つような行動へと移行。失望したザーギンによって一撃。ジョセフまたジベタリアンになってしまいました。
 まあ、変だと考えなきゃいけなかったんですね。ジョセフが本当に覚醒していたなら、あんなユニット必要ないんですから……。
 でも、スノウ本当に無駄骨になっちゃったのか?あそこまでやって元通りにしたのに、結局、何の意味もありませんでしたってのはちょっと……。ところでスノウ大丈夫なのかしら。何のフォローもありませんでしたが。
 それにしても、ザーギンとジョセフは公案でもやっているんですかね。
 (1) 9話:この痛みから復活したなら、資格があるかもしれないよ。
 (2) 12話:もう一度過去を見つめなおして、自らの運命を自覚することだ。
 (3) 20話:こんな道具に頼らない強さを身につけろ。
 こう見ると、ジョセフも確かに少しずつ成長していますねw 身体的痛みを乗り越え、自らの宿命を自覚し、そして何にも拠ることの無い強さを身につける。三段階目は前回突破したと思ったのですが、どうやらまだ超えていないみたい。三段階目を超えたとき、ザーギンと対等に戦える?
 現状のジョセフはツヴェルフの力によって強化をされている、ツヴェルフの技術に依拠した強さとなっています。その上、ツヴェルフの技術によって生まれた力は、自己に根付いている恐怖心から発生する暴力的衝動ですから、本当の強さでは全く無いわけです。となると、恐怖を超える、もしくは受け入れることで、ジョセフは強さを手に入れることが出来るのでしょうか。このための手段として考えられるのはマレクの目覚めでしょうか。ジョセフの悪夢(恐怖の顕現)にマレクが散々登場していること(とても気にしていたみたい)から考えると、マレクが何らかの行為をジョセフに対してすることで、ジョセフは恐怖を乗り越えることが出来るのでしょうか。
 
 
 さて、一方で残るXATメンバー、アマンダとヘルマンはとりあえずマレク救出に向かっています。色々と障害はありますが、シドウおじちゃんのありがたい援助もあって、どうやら救出できるのでしょう。救出したあとはどうするのかはまだ分からない。一体どうするんでしょうね。
 予想では、ジョセフのほうへと向かうんでしょうけど、ヘルマン居るしなあ。やっぱマレク復活するんでしょうか。どうにもアマンダの言うことを信じなさそうですし。
 
 
 ツヴェルフ側は、ザーギン軍3万の接近を許して本拠地を包囲されるは、中ではアマンダとヘルマンが暴れるは、で踏んだり蹴ったり内憂外患状態。ヴィクター局長はアンチナノマシンとしてイシスの能力に期待していますが、無意味に終わると予想。
 ツヴェルフがザーギンや他デモニアックの接近に気づかなかったのはなぜなんでしょうか。ちょっと考えてみますと
 (1)ジョセフ側に注力、回収には予想以上に時間が掛かり、朝になっていた。
 (2)へルマンがぶっ壊した内部機能の復旧に人員を割いていた。
 (3)アポカリプスナイツの機体修理。
 (4)アンチナノマシン、イシスの開発再開
 結構いろんなことありましたね。それも全てがブラスレイター時空では昨日のことになるわけですから、相当忙しかったのか?でも気づかない、探索に引っかからないってのもどうかと思うんですけども。寝てた?
 と、考えていて漸く気づいたけど、16話から19話までって1日の出来事なのか。凄まじく濃厚な1日だなこりゃww
 アポカリプスナイツは、敵の接近で機体は使えないし、困った状態。次回予告だと白兵戦に移行しているみたいですが、ハテサテ強化人間とはどのくらい強いんでしょう。
 シドウはヘルマンとアマンダをマレクのところへと誘導していましたね。姉って奴はどいつもこいつも……、というような発言をしていたので、その関係?折鶴も折っていました。ところで折鶴で回復を祈る風習は日本特有のものなのかな。
 サーシャは、ザーギンとご対面。何か話す気でいそうですけど、次回予告でザーギンに首絞められてました。ザーギンの目が光っていることからして、サーシャの過去の記憶云々の話があるのかも。
 メイフォンは、ザーギンに対して、「悪魔め……」と呟いておられましたが何か因縁が?
 おそらく次回でツヴェルフの大部分が終わるのではないかと思いますから、次回明らかになるんでしょうね。
 
 
 兎も角、今回はちょっと微妙な回でした。
 しかし、考えてもみれば、13話以降は何話かに区切ってまとめるといい感じになるんですね。13話から14話、15話から17話、18話から19話という風にです。
 ですから、今回の場合も20話から最終話までを一括りとしてみれば、きっちりと締まった内容になるのではと考えています。今回は最終話へと繋がる「起」の役割、舞台づくりの役割を果たしたのではないでしょうか。
 
 
 総作画監督の方のブログを見るに、もうそろそろ最終話の納入が終わるとか何とか。
 どんな結末になるかを期待して、とりあえず次回を楽しみにして、妄想していることにします。

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 DVD第3巻のアウターケースが発表されました。大方の想定どおり?アマンダでしたね。謎のデモニアックの手が自重していませんww とてもいいことです。 
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 何時出るんでしょうかww もしかしてこのままフェードアウト……