『To LOVEる -とらぶる-』10巻

 いよいよ『To LOVEる -とらぶる-』も二桁巻に突入!
 つーことで?表紙はララ+春菜のダブルヒロインになりました。
 まずは表紙を見てみることに……、ずいぶん変わったなあと実感。
 二年も連載しているんだもんなあ。
 肉感度が上昇して、露出度控えめでも十分な効果を生み出してますなあ。1巻のララとかスゲエ華奢。体格から結構変化してる。劇中時間が1年経ってるんだし、それもそうなのですけど。
 あと髪の色が変わってる。10巻デビューですね。


 収録されているのは80話から88話まで、それに+番外編です。順を追って。
 80話はララがハウツー本に従って、漏れなく撃沈する話。ペケの機転で救われましたが。
 表題ページのララが可愛いです、いやこの回は全部可愛いって、いつも可愛いだろボケ。とりあえず、こういった身体のラインが浮き出るセーターは結構好きです。
 ポロっとこぼれる涙のシーンに力を入れているあたりはさすが。


 81話は沙姫と御付の凛綾の話。ちょっと良い話。
 凛に跨られて、竹刀を首元に当てられるリトが羨ましいです。自分も跨ってあててもらいたいものです。
 綾は眼鏡が外れかかる、もしくは外れると力入った絵になるのはどうしてだろう。


 82話はリトが薬中になる話です。大人しくアリナミン飲んどけと言いたい。リトがこんなキャラだったら嫌でしょうね。
 ここでもそうですが、唯は太ももの防壁が甘い気がします。嫌よ嫌よも好きの内と言うか、上半身と下半身に乖離が見られると言うか。


 83話から84話にかけて、運動会?の話。
 露出度はそれほどありませんが、そそられる所の多い話です。
 リトがちと単純馬鹿になっている気もしますが、時たまそうなるときもあるのでまあ良し。
 春菜が急接近、これ以上近づくととらぶる的に問題。ジャンプ的にも問題。漫画の存続としても問題。さじ加減が難しいところであります。


 85話、小さくなる話。
 表題ページは全く登場しないのになぜか美柑ww
 宇宙人は身体的にのみ小さく、地球人は精神的身体的ともに幼児化するってのでいいのかな?
 ララやルン、ヤミは身体がそのまま小さくなっているだけですが、唯は退行が見られますね。唯の場合、顔のラインも若干丸みを帯びていて、可愛さが倍増しています。
 ララの行為で、時折ルンはこんな目にあっていたんだろうなというのが分かる最後の場面、ちょっとシンパシー。
 ララは結局穿いていたのか穿いていなかったのか、その真実は単行本においても伏せられたままであった。でも、穿いてない理由って無いよな。


 86話、唯の兄貴が登場。でちょっとリトと接近したりしなかったり。
 唯曰く「うちの家族はどうしてあんなだらしないのか」ということは、父母兄全員アレなのだろうかと心配になってしまいます。
 どこぞの格闘漫画に出てきそうなキャラたちを唯が注意するのですが、どうだろこれ。らしいと言えばらしいですけど、危険を顧みずに行う(暴走)こともある融通の利かなさを表したところとか。でも「力なき正義は無力なり」だし、どこかの最強伝説で仲根が言ってたみたいに「遮断」しないだけいいのだろうか。


 87話から88話は銭湯でヤミが狙われる話。ヤミと美柑の接近もあります。
 ところで、ヤミは何所で金を稼いでいるのでしょうか。たい焼き食ったり銭湯来たり、普段の生活とか結構散財すると思うんですが。地味に稼げる仕事があるのだろうか。XYZとか駅の掲示板でやってるんだろうか。
 美柑はさすがにモロで乳首描けないみたいです。だがしかしちょっと待ってほしいです。P156の右上のコマにおいて、右胸の髪の真下に何か見えないだろうか、そしてP157真ん中のコマにおいて、右胸の右手が添えられているバスタオルの真上に見えるものはなんだろうか。表現としてはぼやけた物かもしれません。モロとは程遠い、論外である、そうかもしれません。
 でも、例え小さくても大きな第一歩ではないでしょうか。
 小さくともキラリと光る国・日本、なんだかよくわかんないけど頑張れ矢吹先生。
 あとリトの自制心は異常、あれでもアレが反応しないんです。まさに異常。よほど鍛錬を積んだものにしか出来ません。トップをねらう器を持ったものでしょう。どっかで島コーだか加治リューだか、裸体を前にしておっきしないことにより、その場を乗り切ったエピソードがありましたが。まさにそんな感じです。マサ200勝おめでとうございます。ラジコンでも頑張ってください。


 最後に番外編、マジカルキョーコ。ここんとこマジカル系がネタとして流行ってますね。消火器を持ってくるとは炎属性には最悪だぜ。
 アフロが出てくると、『Good morning ティーチャー』を思い出す。知らねえよ、夏。

To LOVEる -とらぶる- (10) (ジャンプコミックス)

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