『BLASSREITER - ブラスレイター』第14話 聖者の選択

 さて第14話。次回からOPが変わるよ。
 ということで最後の前期OPです。
 みんなさよならなのかしら?


 本編は過去話パート2。今週で終わり。
 大雑把に言うと、姉貴サーシャが出てきて即死亡し、ザーギンとジョセフが融合体化する回。


 今回もまったくもって鬱々とした展開。
 移民、貧困、差別、これらの問題……、10年ぐらい立つのにこの世界ではまったく変化して無い。
 むしろデモニアックの恐怖によって一層悪化しているのかもしれない。
 

 昔のザーギンは社会奉仕に燃える青年だったのね。
 いい奴なのだろうが、移民差別を消極的にさえも行わないあたりでは変人扱いだったんだろうね。
 ジョセフとまったく似ていない姉貴、サーシャ。似てないにもほどがあるww
 ジョセフ曰くWすげえねーちゃん。移民で研究者、しかもトップレベル。で、あの美貌と体形
 Wすげえってレベルじゃねーなこりゃ。
 昔のジョセフは何だかんだで明るい子。今の根暗とは大違い。いや、根は暗くないのか。


 話は進んでいきます。
 社会事情から、病人は誰一人救えず、サーシャは人々のフルボッコで死亡。
 自らの無力さに絶望したザーギンは、ヴィクターの余計なことも相俟って、極端な方向に走っていきます。
 いい奴というのが、極端から極端に走っていくのは良くあること。
 世界の変革を目指して活動していくことに。
 ジョセフは止めようとするも、失敗。ザーギンによって融合体化させられてしまいました。
 ザーギンはどっかへ行ってしまいました。ジョセフはヴィクターのおっさんにガルムを貰い、ザーギンを追っていく。
 で、現在に戻り、知らぬ間に移動していたジョセフとアマンダの元に二つの乗り物が。
 一つはメイフォンが乗ってたやつ。もう一つはまったく新しいもの、乗っていたのは、なぜかサーシャでした。
 そして次回へと続いていきます。


 今回の過去話で、ジョセフ、ザーギン、ヴィクターの立ち位置が明らかになってきた?
 ジョセフはそのままでも人間同士が何時か分かり合えるときは来る→よってザーギンを止める。
 ザーギンは人間がより進化することで、すべての病気や軋轢から解放する→よりよい人間のみが救われるべきだ。
 ヴィクターは何だろ……。いまいちよく分からないです。融合体は制御され扱われなければならないとかかな?


 ちょっと最後が駆け足モードになってしまって、説明不足な気もします。
 しかし、3話続けると長すぎるから、ここら辺が限界ですね。

 大雑把に整理、というか全然整理されていないw

 人間大丈夫派←―――――――――――→人間もうだめぽ
 ジョセフ ヴィクター          ザーギン
 アマンダ メイフォン          ベアトリス
      サーシャ           ヴォルフ


 エレアはどうなのかよく分からない。何となく最終ボスっぽい気もする。全くよく分からないキャラだよね。情報が少ない。
 ヘルマンは保留、出てくるんでしょうけど、行方不明設定だし。


 いい加減公式のキャラクターは更新したほうがいいと思う今日この頃。
 全然情報が反映されていない……。


 ちょっと思ったことを付記。
 ザーギンの動機が描写不足になっているのは、過去編の導入からして仕方ないことではないかなと思ってます。
 過去編は、あくまでもジョセフによる回想なので、ある程度情報は制限されて然るべきではないかなと。
 9話と14話の演出が異なっています。9話時点でのジョセフの回想と14話で実際にザーギンがデモニアック化したあたりのシーンが違うとこです。苦しくこじつけてみます。、9話前半、ザーギンが首絞めてるところは夢うつつの状態でしたから、記憶の混在やら象徴化やらが起こっていたのではないかと。で後半のはこらまたジョセフに明確な記憶は存在しないのではと、叩きつけられて意識が朦朧としていたところですし。じゃあなんで、14話もジョセフの回想なのにそのとおりにならないのかといわれると、それはアニメ内での事実はそれなりにそのときのアニメ事実に基づいて描写されるべきものじゃないでしょうか。
 苦しいつーか碌な説明にもなってないですね。駄目だこりゃ。 

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