『To LOVEる-とらぶる』9巻

 本日購入。10分ほどで一周。美しくも手軽な漫画なのが魅力。
 表紙はとうとう一人の禁を破り、セット販売となっておりますお二人に。
 具体的に言うと凛と綾、たぶん漢字間違っていない。
 帯はテレビアニメの宣伝。当然、全話見ています。何かここんところ、慣れてきたのか。キャラデザに不満がなくなってきたかも。


 収録されているのは、
・日陰者っぽい扱いをされ気味の沙姫とルンが結託して、悪巧みをする話。言うまでもなく失敗します。後編ではララとヤミに完全に食われてしまい、結局オチ担当に。
・美柑とリトとの昔話。表紙と着替えのシーンで内容の半分以上。
・唯の話。少しだけデレてみたり、でもやっぱり元通り。
・お泊り会とその前後の話。泡が消えたよ!父さんという内容。
・御門先生の話。2話構成。シャワーシーン+スライム。
 全体的にサブキャラクターの話が多いです。美柑は特に普段混ぜにくいキャラクターなので、登場回数が増えてよかったのでは。よ〜、で拳を振り上げ、じょ、で振り下ろす。そんなシーンも多かった。
 沙姫とルンは完全にオチ担当。この前のRPG編でもそうだったし。もうそろそろ2年も終わりで、沙姫は退場予定なのですから、卒業の話ぐらいで何とかいい目をみさせてやってほしいものです。ところでレンはどこへ行ったのやら。
 「人を傷つけるしか使い道のない呪われた力ですから……」とヤミがトランス能力について評した。そのほんの少し後のコマで豆腐をきるのに役に立つ。これぞとらぶるクオリティ。
 パジャマから判別できる下着痕はすばらしいですね。
 最後の話、どうみてもスライムに犯されているだろ。スライムの子供を任娠するのです。任娠乙。


 掲載誌上での順位がよろしくないことになってきてますね。アニメがあるうちは大丈夫でしょうが。かなり心配。エムゼロと初恋が打ち切りらしいですし、次は……かもわかりません。
 こういった漫画はぜひ箸休め的役割で残ってほしいものなのですけど……。

To LOVEる -とらぶる- (9) (ジャンプコミックス)

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