古文

『古典文法入門(駿台文庫)』

駿台からずいぶん昔(1985)に出た古典文法本。 いまどきの学参とは趣が少し違う。駿台らしい本。 1. 概要 「活用」の部分を重視。膨大な「活用」の暗記を無味乾燥なものから意義のあるものへと。 文法が解釈や読解に以下に役に立つのかを具体的に説明。 暗記を最…

『和歌の修辞法(学研)』

東進ゼミナール客員講師である荻野文子先生の著書。 古文入試で時折、読解の鍵や出題箇所となる和歌を特集。 1. 概要 和歌は31字と字数に制限が設けられているため、その中で多くの要素を詰め込まなければならなかった。その制限が多数の技法を生み出した。…

『正しく読める古典文法(駿台文庫)』

駿台文庫から出ている古典文法本。 なんか駿台予備校で指定されているみたいです。 1. 概要 学習指導要領と大学入試問題を調査し、そのどちらにも対応できるように編纂した。 用例や練習問題は駿台古文課の教材から精選。 2. 構成 全10章構成、付録・索引・別…

『得点奪取古文―記述対策(河合出版)』

河合塾講師陣の書いた記述対策本。 1. 概要 古文の基礎的知識を基盤として、記述式問題の解答のポイントを示し、問題を解いていくことでそれらの習得を図る。 この際に、知識の確認・強化は同時に行う。 記述問題は大きく分けて3つになる。それは「解釈」「説明」…

『古文読解教則本 改訂版―古語と現代語の相違を見つめて(駿台文庫)』

初版が20年以上前の著作 昔、駿台に所属していた故高橋正治師の本 1. 概要 古文を読むにおいて、文脈を辿ることは問題が無い。外国語と違い、古文は日本語として現代文と連続しているからである。よって、極端にいえば、文法は動詞・形容詞・形容動詞の活用、…

『古文解釈はじめの一歩(駿台文庫)』

駿台古文課の重鎮、関谷浩先生による本。 『古文解釈の方法』でもおなじみの人ですね。 そんな著者が新世紀に入って新たに示した三部作の第一弾。 1. 概要 古文の実力を養成するための最低限必要な項目を厳選。 古文解釈に必要な着眼点を11の視点から解説…

『FORMULA600(東進ブックス)』

東進の富井健二講師の第3弾。 文法、読解と続いての発売。単語篇。 謎の企画、A PROJECT FOMULAから出来た本の一つ。 1. 概要 必要最小限の重要単語600語を精選。 必要な単語だけを厳選、古今異義語と古文特有語を重要視。 必要な語義の厳選、核となる…

『古文文法問題演習(河合出版)』

河合塾講師陣古文課の本。 良書の多い河合出版の本。今一狙いどころが分からないのが魅力w ネーミングに懲りすぎて失敗しているような気もする。 1. 概要 古文文法問題で満点を取るための問題演習本。 データ解析により、入試に必要な古文文法を絞り込み、…

『富井の古文読解をはじめからていねいに(東進ブックス)』

東進ハイスクール所属富井健二講師の参考書。 文法・単語と合わせて、必要な古文能力を獲得できる。 やっぱり同校の荻野・板野両氏よりもがっちりと正統派っぽい本です。 1. 概略 原則的に古典文法の習得が前提。 読解マニュアルの習得による古文読解力の向…

『富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)』

東進ブックスから発売されている富井健二講師の古典文法本。 別に発売されている読解・単語を合わせて、三部作を構成しています。 この3冊で入試に対応するだけの古文能力を物にできるということです。 同東進では荻野氏よりもがっちりした感じで、板野氏よ…

『望月古典文法講義の実況中継(語学春秋社)』

3日連続で古文。 また古文か。明日も古文かもしれないです。 代ゼミ関西で活躍の望月先生による本。古典文法系では今更ってレベルに有名だと思います。 1.概略 コンセプトは“初心者にも分かりやすく、それでいて大学受験レベルにまで引き上げる文法の本”で…

『頻出古文単語400(Z会出版)』

2日続けてZ会の本を紹介。 今回も著者は仲光雄氏。河合の先生を今もやってるのかは良く知らないです。 古文単語帳は色々ありますが、数がぶれるのでなんか統一基準みたいなのはないんですかね。 見出し語以外含めると400いくよっていうのは結構多い。 …

『速読古文常識(Z会出版)』

久しぶりにやってみる。 もうそろそろ自分の形を見つけたいなあ。 今回の本は『速読古文常識(Z会出版)』仲光雄著 何が速読なんだかよく分からないといわれた本。 取り合えず速読と付けてみました。速読ブランドにしたら売れると思ってた。(by Z会出版部) …